子犬の甘噛みで悩んでいる飼い主さん、
とーっても多いです。
お伝えしたいことは、
甘噛みを怖がらなくて大丈夫ですよ!
成長とともに段々甘噛みはなくなっていくので安心してくださーい
ということ
そして、望ましくない行動が見られても
絶対に叱ってはいけないということ!
対処方法を聞くと、叱っている方がまだまだとても多く、
叱っても何一つ良いことがないということを
声を大にして言いたくて、
犬を叱らないでくださーい!
今日もそんな内容です。
先が見えないから、不安になることもあるかもしれません。
こんなに甘噛みするから、
この先甘噛みが強くなっていくのではないか?!
実際そう心配して
相談される飼い主さんが多いのです。
結論から言うと、
いつまでも甘噛みクセをつけていると
なかなか直っていかないことが多いです。
そして接し方にって、
飼い主さんとの関係がこじれるパターン。。
甘噛みから、威嚇するようになるケースもあります。
子犬の行動は、
人間の赤ちゃんの行動と似ているところがあるかもしれません
人間の赤ちゃんでいうなら、まわりの物すべてが遊び道具!
好奇心旺盛でイタズラする時期があるのと同じで
(大人からしたらイタズラ、赤ちゃんからしたら好奇心の塊で本人は悪気は全くない)
子犬の甘噛みも時期的な行動だと言えるでしょう
人間の赤ちゃんは、扉を開けて中の物を出しては遊んで
ティッシを見つければ、ティッシュを出したりしますね。
赤ちゃんが誰しも通る道だと言えるかもしれません。
そんな赤ちゃんらしいイタズラも
中学生になってしている子はいない訳で、
小さな赤ちゃんには大人ほどの理性がないのと同じで
犬たちにも言えることかもしれません。
特に子犬はそうですね。
赤ちゃんは悪気があって、イタズラをしている訳ではなく、
叱ってもまた同じことを繰り返すのが赤ちゃんです
子犬の甘噛みも同じで、本人は悪気は全くなく
本能のままに生きています。
ある意味、一生懸命生きていて
かわいいとさえ思えてしまいます。
(飼い主さんからしたら、噛まれて痛くて困っているのに、
そんなこと言ったら怒られそうですが)
甘噛みは、とても子犬らしい自然な行動で
子犬がみんな通る道!
叱っても直らないですし、効果がないのです!
ちゃんと成長している証拠だ!と、
むしろ喜ばしいことと思っていいのかもしれません。
子犬に甘噛みされて、ダメ、いけない!と
叱る飼い主さんがまだまだ多いのが事実。
ダメ!と言ったことで、一旦甘噛みがおさまるので
効果があるように感じるかもしれません。
犬たちは、はじめは言葉を理解できないので、
ダメ!=いけないこと、と理解はしていません。
ダメ!と叱ることで、
犬の性格によっては余計に興奮して強く噛んでくることもあります。
人間だから、反射的にダメと言ってしまうこともあります。
ついつい叱ってしまいがちですよね。
だからダメと言っても仕方がないこともありますが、
ダメ!=甘噛みを止めさせる方法、
ではないということ。
犬を驚かして、行動を止めさせる方法は得策ではないということ
(マズルを抑えたり、床に犬を倒したりなどもNG!)
甘噛みで心配することは、将来的に直るのか??という事よりか
間違った方法で対処して、
飼い主さんとの関係性がこじれてしまうことがあります。
そっちの方がよっぽど心配なのです。
犬たちを叱ることで、
唸りや噛みつき犬に発展してしまうこともあります。
唸る、噛みつく犬に育てると、
後々の生活に不都合が生じてきます
将来的に飼い主さんがとても苦労します。
日頃のお世話をする際に、唸られ、噛みつかれ、
お世話がしづらくなることがあります。
犬たちの噛みたい欲求を満たしつつ
子犬と一緒に遊ぶときは、
上手に何とか噛まれないように工夫をしながら遊んだり
犬たちの性質を理解し、
しつけをしていくのがポイントです!
そして、間違った接し方をして
愛犬との関係性がこじれて
問題行動へ発展してしまうことは避けたいところ。。
甘噛みをいけないことだと
教えるために
わざわざ噛ませて、叱る必要もありません。
興奮させ過ぎていないか?
部屋に自由にし過ぎていないか?など
接し方や環境を見直すことで
改善することは多いです